CPUの種類と選び方
CPUとは?
CPUはパソコン上の計算処理や制御を行う頭脳部分にあたるパーツです。
主なメーカーとしては、「intel」「AMD」などがあり、最近ではApple社も発表をしています。
大学においては、アプリケーションの動作確認もあるため、2021年度推奨は「intel社製」が推奨されています。
CPUの種類
CPUは多くの種類がありますが、大きく分けると下記の様になります。
- Celeron
- Pentium
- Core i3
- Core i5
- Core i7
- (Core i9)
Celeron
省電力で低価格なパソコンやモバイル端末に使用されています。
価格が安い分、性能も高くないですが、ネットの閲覧やメールのやりとり程度となります。
Pentium
低価格を売りとしたCPUですが、ノートパソコン向けの小型で消費電力を抑えたモデルです。Coreシリーズよりも安く購入しやすい価格帯です。Celeronシリーズと比較すると、Pentiumシリーズのほうが上位版に相当する性能を持ちます。
Core i3
Core i3プロセッサーは、Core i7やCore i5の技術を応用して作った低価格型という位置付けにあります。性能はCore i5より下ですが、その分価格を抑えることができます。低価格なデスクトップパソコンやノートパソコンで使用されています。
Core i5
Core i5はインテルの主力ブランドCore iシリーズの中位モデルです。
Core i5プロセッサーは、全モデルにおいてシステムに余力がある場合、自動的に標準性能から高速化する「ターボ・ブースト・テクノロジー」の機能が搭載されています。軽めの動画や画像の編集をする場合でもパフォーマンスとしては良いCPUとなります。
Core i7
Core i7はインテルの主力ブランドCore iシリーズの上位モデルです。主に4~6のコアを搭載し、8コアのモデルもあります。「ターボ・ブースト・テクノロジー」、「ハイパースレッディング機能」を搭載。「高速処理が必要になるeスポーツ向けのゲームや3Dアニメーション処理などに最適です。
ゲームや高解像度動画など重めの処理をする機会が多い人におすすめです。
情報表現学科では新規購入推奨仕様となります。
参考:Core i9
Core i9はインテルの主力ブランドCore iシリーズの最上位モデルです。
搭載されているPCは少ないのですが、一部のMacBookやデスクトップのPCで使用されています。
CPUの世代
CPUの性能には「コアの数」「クロック周波数」「キャッシュ」等、細かく見ると様々なポイントがありますが、上記の種類の他いつ発売がされたのかという「世代」が重要になってきます。
例えば
Intel Core i7-8700K
この8700の4桁の数字で世代がわかります。
この場合は4桁の数字の一番左が「8」なので、第8世代となります。
ちなみに
intel Core i5-10600K
の場合は第10世代のものとなります。
この世代によって同じ「Core i5」でも処理能力や価格に大きな開きが出てきます。
CPUは年々進化をするので、出来る限り最新のものが搭載されているCPUを選んだ方が良いでしょう。
ー 参考として ー
【Core i3 10100】 と【Core i7 7700T】の比較では Core i3 10100 の方が性能は上位となります。(CINEBENCHにて比較)

